友達のS氏がXSR155を購入した。これもインドネシア産バイク。とてもカッコいい。w175よりも「ちゃんとした」今風な感じ。
XSR155とW175 西伊豆スカイラインにて |
W175とXSR155の違い
w175はこの時代にキャブだし、フレームや細部にわたりレトロな昔のバイクの感じ。ただビンテージ感のある外観だがエンジンは進化しているようで、クランクにバランサーついていたりで振動も少なくスムーズ。その昔のバイクに新車で乗れるのがいいところだ。
それに比べXSR155は見た目は今人気のスクランブラーのようでかっこいい。フレームもデルタボックス、エンジンは水冷。もちろんインジェクション。どこをとってもちゃんとした今のバイク。価格もそれなりに高い。乗らせてもらったが、非常にスムーズで力があり安定感がある。まるで別物。ただ足つきがすごく悪い。
S氏もかなり気に入った様子。良かった。
感動の西伊豆スカイライン
バイクを買った連絡をもらい、早速「ツーリングへ行こう」という事になった。S氏も若い時からレースをやっていたので、ちゃんとしたツーリングをほとんど経験していない。速く走る楽しさは知っていても、景色の良い道をバイクで走る喜びを知らない。お互いツーリング初心者だ。どこに行こうかと考えた結果「西伊豆辺りをツーリングしよう」という事になった。
高速を使って沼津まで行き、西伊豆スカイラインを目指す。155㏄と177㏄(自分のW175は排気量が177㏄なのだ)なので高速が乗れて便利だ。
高速に乗ってもスピードは出さずのんびり80㎞くらいで走る。昔レースをやっていた仲間なので一緒に走ると懐かしい。楽しくなる。高速のパーキングに寄って休憩するも、ついつい話が長くなる。昔話やら、今のバイクの話だの。話が尽きない。止まれそうな場所があると休憩してしまう。
インカムを繋げようとするが違うメーカーなので繋がらず、仕方ないのでライン通話で会話をする。ライン通話だとタイムラグがありしゃべりにくいが、必要なことは話せる。ただ県外では途切れてしまう。
高速を降りて伊豆方面に走る。山に入る前にドライブイン的なところがあったのでコーヒーを飲む。休憩ばかりしている。ツーリングではそれも楽しい。
グーグルマップで西伊豆スカイラインの入口を探し向かう。スマホとグーグルマップのおかげで行先へ行くのが本当に楽になった。遊びが広がる。地図を広げて行先を探して向かうのも、それはそれで楽しかったが。
どこからが西伊豆スカイラインかがあいまいのまま、なんとなく道がスカイライン的になってきた。これは凄い道だ。海が見下ろせる「空の道」だ。
山道に入る前にタリーズコーヒーで一休み |
西伊豆スカイラインにて |
西伊豆スカイラインにて |
良いコーナーが続くのでついついスピードが出てしまうが、こういう絶景ロードはスピードを出すともったいない。ゆっくり走って景色を堪能するのが良い。こんな景色の中を走るのは本当に気持ちが良い。車で走るのとは雲泥の差だ。もちろん車でも良い景色の中を走るのは気持ちが良いが、全く違う。やはりバイクだと「身のまま」だからなのだろうか。体で景色を感じるというか。特にこの道はスカイラインと言うだけあって、大げさに言えば「空を走っている」感覚になる。絶景のワインディングロードだった。
いくつか景色の良いところに駐車場があった。バイクを止めて記念撮影をした。感動しっぱなしである。程よく満足したくらいでS氏の燃料が少なくなったのでガソリンを入れる為、戸田港に降りることにした。
戸田港で天丼、伊豆スカイラインで帰路へ
戸田港へ降り、燃料を入れ、腹が減ったので魚重食堂で天丼を食べた。S氏は深海天丼。深海サメとかの天丼だ。まあまあ美味しい。
そこからは修善寺の方を走って伊豆スカイラインへ入り帰路へ。夕方の伊豆スカイランは絶景だった。ワインディングロードも楽しい。途中の駐車場で写真を撮った。美しい夕暮れの写真が撮れた。
出口では大渋滞だった。話しながら列に並びのんびり出口に向かう。これも一人だと苦痛でしかないが、S氏が話し上手なのでずっと話していたので楽しく過ごした。前に並んでいるバイクは古いバイクで、排気ガスが偉く臭かった。このころには真っ暗になり、景色も見えない。帰りも高速で帰った。やっと地元に帰ってきたが、腹が減っていたので食事をした。家に帰ったのは21時過ぎだった。S氏と遊ぶといつも遅くなる。途中せかせかして早く帰って、帰ってからのんびりするタイプと、帰りが遅くなっても遊びをのんびりするタイプがいると思うが、S氏は明らかに後者だ。
丸一日バイクで楽しんだ。良い休日になった。
伊豆スカイラインからの景色 |
0 件のコメント:
コメントを投稿