レース時代の仲間のHさん(VT250カスタム)と自分(W175)で大垂水峠の旧なかがみ屋のあったドライブインにできたbikers bakeryに行ってみた。その後、藤野の「百笑の台所」(ひゃくしょうと読む)でサムゲタンを食べてきた。
藤野 百笑の台所 |
青春の大垂水峠
大垂水峠は16歳から17歳と毎晩のように通った峠。免許を取ってすぐに原付で通い始め、中型を取っても250で走りまくった。ガソリンスタンドでバイトして終わったら走りに行く感じ。土日や昼間は何度か行ったがバイクや車が多すぎる。行くのは平日の夜。その後18歳になって車の免許を取ってそこで知り合った仲間とレースをはじめた。それ以来バイクでは行っていない。
VT250はカフェレーサーをイメージしてカスタム
HさんのVTはカフェレーサーをイメージしてカスタムしているらしい。ぱっと見、詳しい人じゃないとVTだとは思わない。「なんだかヨーロピアンのバイクだなあ」くらいだ。まだレースをやっていて、合間にコツコツカスタムしているみたい。
一緒に大垂水峠へ
今回は一緒にツーリング。待ち合わせ時間は9時だったので、気を利かせて少し遅れてHさんのコンテナに行く。するとまだバイクはコンテナの中。なにやら作業している。相変わらずだなあ。ひとまず向かいのコンビニでコーヒーを買ってくる。コーヒーを飲みながら作業を待っている。話が止まらず一向に出発できない。ずっとしゃべってる。やっとHさんがジャンバーを着る。それでも隙間というかスカスカな感じなので、「それじゃ寒くない?」と聞くと「大丈夫でしょー」と自信ありげ。寒さに自信があるのかな。やっと出発。急がないからいいのだが。
VT250 カスタム |
出発してバイクもうるさい。まあ、おしゃべりはうるさいわけではないが…。マフラーがうるさいのだ。
VTが爆音を響かせて走っている。
途中、Hさんが「こっちの道から行っていい?」もちろんいいよと。Hさんの後を走る。しかしその後道に迷う。あっち行ったりこっちいったり。前にHさんが「ナビの表示はノーストップにしたほうが良いよ」北を上に向ける表示の事。「じゃないとばかになる」と言っていた。ノーストップでも見れるが、通常の走行方向トップにしている。そのほうが楽だ。Hさんのコンテナから大垂水峠は30分くらいなのだが、うろうろして1時間くらいかかった。そこら中に爆音を響かせて。
Hさんはインカムがないので、信号待ちに話しをしながら走る。楽しい。
そして大垂水峠を上っていくと気温が一気に下がる。Hさん大丈夫かな?近寄って聞いてみるとガタガタ震えながら「寒いよ…」と。顔面蒼白になっている。さすがに笑った。
大垂水峠bikers bakeryに到着
大垂水峠を東京側から超えるとすぐに旧「なかがみや」に着いた。昔見物コーナーとしてにぎわった場所。bikers bakeryがオープンしたので入れるようになったが、少し前まで立入禁止だった。35年ぶりくらいにここへ来た。ほんとに懐かしい。すこし雰囲気は変わったが、おおまか昔のまま。青春を過ごした場所。Hさんは凍えている。
大垂水峠のbikers bakery |
大垂水峠のなかがみやコーナー |
大垂水峠の旧なかがみや |
コーヒーを買って焚火に当たりながら飲む。オーナーや常連さんと雑談をしながら。ベーカリーだけあってもちろんパンもあるが、次に行く「百笑の台所」でサムゲタンを食べるのでここではコーヒーだけ。ここまで来てコーヒー飲んで帰るだけでもいい。ちょっと走りたいときに目的地があると良い。
藤野「百笑いの台所」へ
出発しようとバイクにまたがりヘルメットをかぶった。Hさんはヘルメットをかぶったが、バイクの人に話しかけられ、VTのカスタムについて話してる。ヘルメットをかぶったまま待つ。Hさんのテンションが上がってきて話が盛り上がっている。一向に出発できそうにない。ヘルメットを脱いでバイクを降りようかとも思ったが、そのまま待つ。今日は待つ日だ。ずっとHさんが話し続けている。
やっと出発し大垂水峠を下り、藤野方面へ。すこし細い道もあるが、わかりやすい道。「百笑いの台所」に到着。ここは2度目だ。サムゲタンが有名で、お店のおすすめ。中に入って注文する。自分はサムゲタン。Hさんはチゲ豆腐を注文。それも美味しそうだ。サイクリストも何人か来ている。サイクリングに流行りの場所なのかもしれない。サイクリングも目的地はあったほうがいい。
藤野 百笑の台所 |
藤野 百笑の台所 |
藤野 百笑の台所 |
並んで一緒に食べる。やはりずっとしゃべっている。話題はバイクの事から家庭のことまでいろいろ。楽しい。
百笑の台所の「サムゲタン」 |
百笑の台所の「豆腐チゲ」 |
帰りは道志に抜けて津久井湖の方から帰った。ちょっとバイクに乗りたいときに良いコースだ。相変わらHさんの音は良い。帰りも楽しくおしゃべりしながら。
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