横川の釜めしを食べに行った。横川の峠の釜めしは過去に2度来たことがあるが、今回は初めてバイクで行った。荻野屋の釜めしは何店舗かあるが、やはりここ「峠の釜めし本舗おぎのや横川店」だろう。
峠の釜めしの荻野屋 |
突然決まったツーリング
前日に仲間のこうちゃんと「明日は横川の釜めしでも行きたいね~」と話していた。しかし、時間や場所、どこで待ち合わせして行く等の話はしていなかった。なので「無しかな」と思っていた。翌朝、普通に起きて一服しているとこうちゃんから電話。「荻野屋にいる」と。
そもそも行くと本決まりではないし、こうちゃんは山口県の人で、出張でこっちに来ていて、住んでる場所が違う。別々で行くにしても、ある程度の着く時間くらいは決めておかないと、と思った。長い付き合いなのであまりびっくりもしないし、とりわけ慌てて出発する必要もない。とは言え、今から準備して出発しても2時間半はかかる。ずいぶん待たせることになるなあ。
しかし問題はそれだけじゃなかった。娘が免許を取ったがバイクがまだない。乗りたい盛り。どうしても乗りたいと。その旨をこうちゃんに伝えると、「全然問題ない。待ってるから」と。仕方ないので自分と奥さんが車で、娘はバイクで碓氷峠方面に走る。程よく走ったところでライダーチェンジして、そこから自分が乗って荻野屋へ。娘と奥さんは車で観光して帰ると。これなら最小限のロスで行ける。
1時間半ほど走った。娘も充分満足したようなのでライダーチェンジ。荻野屋に向かった。
峠の釜めし「荻野屋」に到着
荻野屋に到着。バイクがずらりと並んでいる。やはりバイカーの聖地。本来ここはイニシャルDの聖地。荻野屋の看板の前で拓海くんがフラれる場所。自分はイニシャルD世代ではない。「あいつとララバイ」世代。あまり詳しく知らないが、バイクにも人気があるようだ。
こうちゃんが渋い顔して歩いてきた。怒ってはいないようだ。ただてっきりもう食べただろうと思っていたが、まだ食べていないという。腹減りの限界だったようだ。なんか申し訳ない。まあ、待ち合わせして時間に遅れたなら謝るが。本人も訳あって早く出たそうなのでなんとも思ってない様子。
一緒に横川の荻野屋の釜めしを食べた。「うまい!!!」ほんとここの釜めしは美味しい。一つ一つ素材がおいしい。これだけで来てよかったと思える。
峠の釜めし |
峠の釜めし |
フォトフレームで |
碓氷峠へ
荻野屋の釜めしで大満足し、それだけでも来た甲斐はあったのだが、碓氷峠の眼鏡橋まで行くことにした。荻野屋の釜めしから碓氷峠までは近いのだ。
旧道で軽井沢方面に細いワインディングロードを走ると10分くらいで眼鏡橋に着いた。ここは初めて来た。古くて趣のある良い橋だ。自然歩道の階段を登って眼鏡橋の遊歩道を歩いてみる。自分は古いものに惹かれる。昔はSL機関車が走っていたそうだ。いまは観光の遊歩道になっている。歴史を感じる良い場所だ。観光名所になっているらしく人が多かった。トンネルの中も歩いて行ける。中は涼しい。ライトはあるので暗くない。高い場所なので景色も良い。
碓氷峠の眼鏡橋 |
眼鏡橋に行く途中碓氷湖があったが素通りしたので帰りに寄ってみた。ここも静かな良い場所だ。人も少なくのんびりできる。「秋の夕日」という有名な歌があるが、それの舞台がここのようだ。碓氷湖の周りも一周遊歩道が整備されているので散歩できる。気持ちよさそうだ。
碓氷湖 |
有名な紅葉という歌の歌詞 |
W175初の高速
帰りは高速で帰ることにした。宿場町を抜けて高速のインターへ。w175初の高速。どんなものか。
90キロ程度が心地よいスピード。100キロまで出すと少し唸るような頑張ってる感が出てしまう。風の抵抗は受けるがこのスピードならこのくらいが普通と思う。それでも移動の為の高速使用なら問題ないと感じた。これなら市街地を高速道路で抜けて山や海へツーリングに行ける。中途半端な排気量だが高速に乗れるのはとても良い。そのまま関越道を上り帰宅した。
はじめはどうなる事かと思ったツーリングだったが、グルメと景色と名所を味わえて、とても良いバイク旅になった。
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