久比岐自転車道 日本海沿いのサイクリングロード 往復70㎞ トレックドマーネで走った

2023年7月7日金曜日

サイクリングコース サイクリングロード ロードバイク

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出張で新潟の上越に来ている。休日を利用して日本海沿いの8号線に沿って作られている久比岐自転車道をサイクリングした。

久比岐自転車のイメージキャラクター久比岐凛ちゃん
道の駅能生にて

久比岐自転車道マップ

久比岐自転車を往復する

宿がある上越直江津から久比岐自転車道の起点は10分くらい。先日、仕事後に夕方ちょっぴり走ってきたが、自転車歩行者専用道路というだけあって最高に走りやすい。今回は朝から終点の糸魚川まで往復する。

以下引用「久比岐自転車道は旧国鉄の廃線を利用した、日本海の美しい風景を楽しむことできる 全長約32kmのサイクリングコースです。久比岐自転車道の「久比岐」は、新潟県上越地域(上越市、糸魚川市、妙高市)の古い呼び方で、「久比岐」(くびき)または「頸城」と書きます。」引用終わり

宿からすぐに海沿いの夕日が綺麗に見える公園「船見公園」にでる。そこから久比岐自転車道の起点へは数分で着く。直江津側の起点には看板はあるものの他には何もない。糸魚川側からくるとここが終点になる。看板の裏には終点、表で起点と書いてあったなっていた。

船見公園の朝

久比岐自転車道の起終点

しばらく海沿いの歩道を走る。海側の一車線を上り下りの二車線にしている。海沿いを車を気にせずのんびり走れて気持ちいい。海岸の砂浜にもすぐに降りられる場所が多々あり、休憩したり一服するのに困らない。気が向いたときにいつでも海を見ながら休憩できる。漁師小屋等も点在して雰囲気もある。何より人が少ないのが良い。

海沿いのサイクリングロード

海沿いのサイクリングロード

その後は国道を渡り山側の旧国鉄の廃線跡を整備した区間を走る。古い細い自転車、歩行者専用のトンネルで楽しい。その後もトンネルは5カ所くらいある。途中小さな滝があり、サイクルラックがある休憩所もあった。自転車に優しい地域だ。

滝の見える休憩所

久比岐自転車道のトンネル
昔SL機関車が走っていた

久比岐自転車道のトンネル

徳合の集落

気になっていた徳合の集落を一周してみる。ヒルクライムが楽しめる。ここは枝垂桜で有名な場所。季節ではないので今は咲いていない。他に「砂岩泥岩互層(さがんでいがんごそう)」や「筒石の地下駅」などが見どころ。砂岩泥岩互層は自転車で走りながら間近で見れる。そこそこきついヒルクライムだ。一気に汗が出てくる。登り切ったあたりで棚田が見渡せる場所が数カ所あった。ただ道と山があるだけで商店やお土産屋とかはまるでない。そこが良いところだ。

上の方は何度か上り下りをするがすぐに下りになった。次は筒石駅に寄ってみる。筒石駅は日本海ひすいラインの駅でトンネルの中にホームがある珍しい駅だ。筒石駅は車道から少し下ったところにあり、そこからさらに階段でホームまで降りる。鉄道ファンには人気の場所らしい。ホームまで行って見ることにした。

暗くヒンヤリしたトンネルの階段を降りていく。時間で言うと5分くらい階段を降りたところに頑丈なドアがあり、この先がホームになっている。無人駅なので誰もいない。ジトっとした湿った冷たい空気と苔の生えていそうな壁。少々不気味ではある。しかしここは非日常感が強い。行って見て損はない。

車道に戻り下っていくと、砂岩泥岩互層が遠目から全体が良く見える場所があった。フォッサマグナを実際に目にしているかのような感覚になる。この徳合の集落は時間があるなら寄って損はない。

筒石駅

筒石駅の中

徳合の棚田

下りきると筒石の集落。ここも古いつくりの3階建ての家屋が有名だが、建て替えてある新しい家も多い。筒石漁港を見て回り久比岐自転車道に戻りすすむ。

次は「道の駅マリンドーム能生」に寄った。道の駅マリンドーム能生は大きく海沿いの公園のようになっていて、オートキャンプもできるようだ。カニの水揚げが多いようで、カニが安く食べられる。以前、仕事帰りに皆でゆでガニを食べたことがある。今回は気になっていたカニラーメンを食べた。もっと濃厚なカニ味噌のラーメンを想像していたので、食べてみてあっさりだったので「やっちまった」と思ったが、食べ進めるうちに美味しくなってきた。カニは沢山入っているので損した感じにはならないと思う。

食べた後は海辺のベンチでゆっくりした。広くて綺麗なので夕日を見ながらコーヒーを飲むにもいいかもしれない。

歩道橋で国道を越えて久比岐自転車に戻る。トンネルを抜けると白山神社があった。寄ってお参りをする。藁ぶき屋根の大きな立派な神社だ。

弁天岩と4人の女性ライダー

白山神社から国道をくぐり海に出られる。そこに弁天岩があった。橋で海を渡って行けるようになっていて、神社がある。岩の上まで行けるようになっていて海を見わたせて景色が良かった。ここに若い女性ライダーが4台で来ていて、横を過ぎると「こんにちわー」と元気に声をかけてくれた。こんにちわと挨拶をした。とても感じの良い子達だった。これだけで元気に気持ち良くなってしまうのだ。そして気持ちの良くなった自分はどこかで感じよく挨拶したり、何かを買うかもしれないし、人助けをするかもしれない。その子達の一言がどれほど社旗貢献になっているのかはその子達には全く分かっていないだろう。ろくつっぽ仕事をしない政治家さんにお金を回すより、このような女の子達にお金を回したほうがよっぽど世界が平和に争いごとが減り、良くなる気がした。

能生にある弁天岩
弁天岩と愛車ドマーネAL2

また白山神社まで戻り、久比岐自転車の入った。国道より上の山側を通り海を見下ろす感じで走る道だ。とても爽快な道が続く。

少し行くと市街地をちょっとだけ通る。市街地と言ってもすっきりとした風景だ。雰囲気が変わってそれも良い。すぐにまた自転車専用道路になる。川を渡ったところで川に降り休憩する。ここでもツバメが乱舞していた。のんびり過ごす。

終点の糸魚川へ

また海沿いの道に戻りしばらく景色の良い海沿いを走る。サイクリングの醍醐味だ。信号も車もない道を快適に進むと終点手前のローソンに着いた。隣の東屋のある小さな公園に止めてローソンでコーヒーを買い東屋で飲んだ。この先数メートルで終点だ。ここは直江津側からは終点だが、糸魚川側からは起点になる。終起点にふさわしい感じの場所だ。しばらくのんびりした後に、終点の看板まで行き引き返した。

ローソンの横にある公園にもマップがある

糸魚川側の入口

帰りは徳合の集落もよらないのでずっと平坦なはずだ。のんびり帰ろう。陽も少し傾き雰囲気も良い。行きはどこに寄ろうかとかどのくらいかかるかなど考えながら走ったが、帰りはただ良い風景の中をペダリングと風を楽しんで走るのだ。気も楽だしそれも楽しみだった。

夕方前に船見公園まで戻ってきた。まだ早いのでここで湯を沸かしコーヒーを飲んだ。疲労感と充実感で清々しい気持ちだ。風に包まれると言うが、ほんとそれだ。サイクリングを始めて良かったとつくづく思う。

今回の動画


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建設業50代 元オートバイレーサー 1994年全日本ロードレース選手権125ccチャンピオン

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